痛 み










―――――なんで俺はこいつの傍にいるんだろう。




「イザ―ク。」




―――――嫌いで嫌いで仕方ないのに、どうして体を許しているのだろう。




「っあ、あぁっ!!」
体だけの付き合い。セフレ、とでも言うのだろうか。
昔の友達、たしか『キラ』とかいう奴。
そいつと戦場で会った時、あいつは、アスランは、激しくオレを抱く。
いや、どちらかといえば、オレを犯す。




今日もそうだ。




前戯もなしに突っ込まれて、激痛と異物感に吐き気がする。
生暖かい液体が足を流れる。おそらく切れたのだろう。
「っはあ・・・。」
アスランはオレを犯す間、一言も声を発しない。
ただ腰を動かして、オレをなかせて、そのままナカで出す。
いつもそう。




――――何で、こいつに抱かれてるんだ?




頭の中にふと浮かんだ疑問符も、アスランの激しい突き上げですぐに吹っ飛ぶ。
「あっあぁっ!も・・・イ・・・くっ・・・うっ!!」
オレは耐え切れずにそのままイッた。オレのナカがぎゅうとアスランを締付けて、
直後にナカで熱い飛沫が弾けた。
「アス・・・ラ・・・ン・・・。」




























体だけの関係。
だからオレ達の間に愛だとかそんな感情はない。
「イザーク、痛むか・・・?」
「別に・・・いつものことだろう。」

だけど。
セックスの後のこいつは優しい。

「後でナカのモノ出したら、薬塗ったほうがいいな。」
汗で張り付いた前髪をそっと撫ぜて、甘く舌を絡めてくる。
「っん・・・。」

オレのコトを愛している訳ではないのに。




――――溺れてしまいそうだ・・・。




アスランが見ているのは『キラ』とかいうストライクのパイロット。
ヤツの所為でついた傷。
その傷跡も、優しく舐める。
「イザーク・・・。」
優しい声。

愛されていると思ってしまう。




































いつの間にか、眠っていたらしい。
清められた体。
見慣れたアスランの部屋。
アスランはだいぶ前に出て行ったらしく、人の気配はしない。
「アス・・・ラン・・・。」
知らずに涙が溢れた。
体だけの付き合い。アスランはオレのことなど眼中にないのに。


わかっているのに。




――――オレは、アスランが・・・






「好き・・・なんだ・・・。」





   





胸が痛かった。












どうして傍に居るのか。どうして体を許せるのか。
そんなのは仕方ない。
オレはアスランが好きだから。





「アスラン・・・。」





いいだけ泣いて、泣いて、泣いて。
目を真っ赤に腫らして、オレはアスランの部屋を出た。





胸の奥がちりちりと痛んだけれど、きゅっと唇を結んで
その痛みに耐える。





――――愛してる。アスラン。







きっとアスランはまたオレを抱くだろう。
酷く犯すだろう。
それでもかまわない。

















オレは着替えを取りに、足早に自室へ向かった。






Fin






 あとがき・・・という名の激しい言い訳。。。

もーーーーーしわけないです。
何だこれ?
アスイザ・・・?
 ごめんなさいごめんなさい。
イザ―クはこんな子じゃないよ。
アスランもこんな子じゃないよ。

SSとSSSの中間?

えーっとイザ―ク隊長の片思いです。(隊長じゃないよ
あ、この話は種なので、イザ―クは赤服ですね。はい。

イザ―ク大好きです。
真面目に愛しています。ってか片思いしてます(ぇえ?

あー終わり方がかなり微妙ですね。
終わりかたがですね、思いつかなかったのです。
ごめんなさい。

例の如く乱文雑文でした。あぅあぅ(涙・・・。

お目汚し失礼しました。でわvv



                藍薙 維麻






                                                                                          (c)POT di nerezza A.Y I.A H.K  
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