悪戯少年。
 
 



 
 
 
「イザーク、あの、ちょっと聞きたいことがあるんですけど、いいですか?」
ニコルが、アスランとチェス勝負後のイザークに声をかけた。
 

───この命知らずが!!───

 
隣のディアッカが心の中でさけぶ。
 
「…なんだ。」
チェス勝負に負けて、不機嫌MAXのイザークがうなるように聞き返す。
「えっとですね、このあいだアスランの部屋の前を通ったら、イザークの声が聞こえたんですけど
「ちょっと待てぇ!!!」
ニコルの言葉をさえぎって、イザークが叫ぶ。
「?」
「…ちょっと俺の部屋ではなすぞ。」(超小声。
「はい。わかりましたvv」
 
───こいつ、絶対わかってやってるな…───
 
また、ディアッカが声に出さずに思う。
 
「ディアッカ。」
「ん?」
「おまえ、しばらく俺の部屋にくるなよ。」
「…いや、俺の部屋でもあるんだけど…。」
「なんだ?」
「いや…わかった。」
 
 
 
 
 
 
 
「…んで、何が聞きたい?」
イザークが自分のベッドに乱暴に腰掛ける。
「はい、んで、イザークがアスランの部屋にいたことは事実ですか?」
「…あぁ。」
「つまり、お二人は付き合っているということですね?(にっこりv」
「違う!!!!(叫」
「…そうなんですか?」
大声をだすイザークに内心大爆笑しながらニコルはまじめ顔で、聞き返す。
「あたりまえだ!!」
イザークは怒鳴り、顔をまっかにしながら早口でまくしたてた。
「あんな、自己中心的で変人で機械ヲタクで×××で○○○で……(自主規制。)」
「……。(苦笑」
「とにかくだ!!あんなやつと付き合っててたまるかぁ!!!」
それを聞いたニコルはわざとらしく、ため息をついた。
「はぁ〜…。」
「ん?どうした?」
「安心したんですよv」
「なんでだ?」
「だって、お話を聞く限りイザークはアスランをすきじゃないみたいですし、付き合ってるわけでもないんですよね?」
「あ、あぁ…。」
「だったら、僕がアスランに告白しても大丈夫だなぁってv」
「は?」
「ありがとうございましたvイザークvv」
「へ?あ、ああ…。」
「ドウイタシマシテ」と呆然としながら手を振るイザークに、また、大爆笑(あくまでも心の中で)しながら、ニコルはイザークの部屋を出て行った。
 
一人、部屋に残されたイザーク。
 
「ニコルがアスランに告白ぅ!?!?!?!?!?」
 
おもわず、絶叫。
 
 
 
 
 
それを部屋の外で聞いていたディアッカ。(withニコル。)
「…おい…ニコル。」
「なんですか?」
「おまえ、あとでアスランにめちゃくちゃ怒られるぞ?」
「あ、やっぱりディアッカもそう思います?」
「…自覚ありかよ…。」
「でも、それを補ってあまりまるくらい面白いことじゃないですか?」
「……おまえってやっぱり性格わりぃ。」
「あはははvvよく言われますーvv」
 
 
 
 
イザークは激しく動揺していた。
どうしたらいいだろうか、と。
ニコルの方が素直でかわいらしくて自分なんかよりずっとずっといいのではないか。
アスランにはニコルの方がお似合いなのではないか。
 
「どうしたらいいんだよ…。」
 
アスランが大好き、だけど。
 
「……アスランが幸せなら、それでもいいだろう、なぁ…。」
 
そんな健気なことを言って、イザークはぽろぽろなきだした。
 
 
 
 
 
「おい、ニコル。」
「なんですか?」
「イザーク泣いてるぞ?いいのか?」
「え、じゃないと面白くないじゃないですかvv」
 
 
 
 
 
そんなこんなで、時は夜。
 
「イザーク、いるか?」
ディアッカとイザークの部屋に、アスランがたずねてきた。
「ああ。……イザーク?」
「なんだ。」
「アスランがきてるぞ。」
 
アスランは驚いた。
イザークの両目が真っ赤になっている。
 
「どうしたんだ、イザーク!」
「別になんでも、ない。」
イザークはふい、と眼をそらす。
「言うんだ、イザ。」
アスランは、イザークの顔をそっと覗き込んで、答えを促す。
 
「……実は……」
 
イザークはまた眼に涙を浮かべながらぽつりぽつりと話し出した。
 
 
 
 
 
 
「……わかった。」
アスランはイザークから事の次第を聞くと、イザークの額にキスをおとして言った。
「大丈夫、俺はイザーク以外の人を好きになんてならないから。」
「…ほんと…か…?」
「ああ。大丈夫だよ。」
泣きはらした眼のイザークをそっと抱きしめて、涙をキスで吸い取ってやる。
「…よかった…。」
「…何が?」
「…アスランがニコルのとこに行ったらどうしようって…心配…だった。」
「…大丈夫、俺はイザのそばにだけいるから。安心して。」
「…うん………。」
 
 
 
 
 
そして、朝。
「ニコル、ちょっといいか?(にーっこり。」
「えぇ、かまいませんよ?(こちらもにっこり。」
 
「イザークを泣かせた罪の重さはわかってるな?」
「なんのことでしょう?」
お互いに暗黒のオーラを出し合うニコルとアスランの戦いはその先一週間ほど続いたという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あとがき?
ありえないほどの雑文に吐き気すらもよおします。
こんなもんUPしちゃうのか!?ってかんじですね。
てゆか、キもいです。
吐きます。
不快感を思えた方はどうかどうか、お許しを。
ほんとにすみません!!!(土下座。
 
もっと修行します。頑張ります。
こんな馬鹿な副管理人の闇鍋なんですけど、ほんとにまたのご来訪を!!!
お願いします。(泣
 




                                                                                          (c)POT di nerezza A.Y I.A H.K  
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送