〜ある日のバスタイム〜




「ルヴァイド様、お風呂空いたみたいですよ♪」
「今行く。」
「じゃあ先行ってますねvv」
イオスがパタパタと小さな足音を立てながら廊下を走っていくのを確認して
ルヴァイドは小さくため息をついた。
イオスには先に浴室に入ってもらわないと困るのだ。下手をすれば襲ってしまいそうになる。
ルヴァイドは少したってから重い腰をあげて、ゆっくりと浴室に向かった。






「あ、ルヴァイド様vv」
イオスは髪を洗う手を止めてにっこりと笑った。ルヴァイドの我慢のしどころである。
ルヴァイドは軽いめまいを覚えながらも、なんとかもちこたえて自分も髪を洗い始めた。
しばし沈黙。
「・・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・。」
普段の流れが急変したのは、五分後だった。
やわらかないスポンジでボディソープを泡立てて、それで丁寧に体を洗う。
イオスはいつものようにルヴァイドの背中を洗い始めた。
鼻歌交じりで動かす手が、優しすぎてくすぐったい。
「イオス。」
「え、あ、ハイ?」
そのときだった。


―――――――――ずべっ


っと鈍い音がしてルヴァイドの背中にイオスは顔面を強打した。
足についた泡ですべったらしい。
「い・・・っ痛ぁーーーーっ・・・。」
イオスは両手で口を多い、泣きそうな顔をした。
「大丈夫か?」
「はいぃ・・・。」
見ると唇が切れて血が滲んでいる。
「血が出てる・・・。」
ルヴァイドはそう言って顔を近付け、イオスの唇をぺろりと舐める。
もともと上気していたイオスの頬がさらに紅くなった。
「ル・・・ルルルルヴァイドさまっ?!」
動揺している姿があまりに可愛い。ルヴァイドは我慢の限界だった。
幸いにも、今日この後に風呂に入る人はいないし、アメルは自室で編物でもしている頃だろう。
ルヴァイドはイオスの頬についた泡をそっとぬぐって、あかくなった頬に手を当てた。
「・・・・・・ルヴァイド様?」
不安げに見上げるイオスの瞳が揺らいでいる。
「服を脱がせる手間が省けた。」
「んなっ!!」
「たまにはいつもを違う場所もいいだろう?」
イオスは一瞬迷っていたようだったが、小さく頷いた。
「・・・・・・はい・・・。」
その言葉を合図にルヴァイドはイオスの華奢な体を抱き上げて浴槽のふちに座らせた。
















「は・・・あ・・・ルヴァ・・・イドさまぁ・・・。」
泡が残る体はいつもと違った妖美さがある。
「綺麗だ・・・。」
「や・・・見ないで・・・。」
イオスはルヴァイドから顔を背け、きつく目を閉じた。
「いつもと違って・・・よく見えるな・・・。」
「恥ずかしい・・・です・・・。」
ルヴァイドは両手でボディソープを泡立てて、反応を始めたイオスの茎を丁寧に洗う。
「やめ・・・くすぐったいっ!」
イオスの目のまわりが濡れている。
「泣いているのか?」
「泣いてなんか・・・っ」
それ以上の言葉を紡げずに、俯いたまま声を朝得るイオスを愛しげに見つめるルヴァイドの理性が崩れるのは
時間の問題だった。







「る・・・ヴぁいど・・・さ・・・まぁ・・・。」
イオスは弱弱しくルヴァイドの名を呼んだ。
「どうした?もうイキたいのか?」
ルヴァイドはイオスの濡れた瞳を覗き込む。
イオスは素直にこくりと頷き、つけくわえるように言った。
「る・・・ヴァイ・・・ド様も・・・一緒に・・・・・・」
「・・・?」
「僕だけが・・・気持ちよくなるのは・・・嫌だか・・・ら・・・。」
ルヴァイドの理性の糸がじりじりと焼けていく。
「イオス・・・」
「だから・・・いれてください・・・」
この言葉でルヴァイドの抑えていた”何か”が切れた。
ルヴァイドはイオスの双丘に手を這わせ、位置を確認してから自分の茎をあてがう。
「手加減ができそうにない・・・。すまんな。」
そう言って一気に奥まで突き上げる。
「・・・っ!!」
イオスは苦しげに顔を歪めたが、それにかまわずイオスの弱いところをとことん攻めた。
「っあ・・・もう・・・っ」
「・・・・・・っ!!」
一度ぎりぎりまで引き抜いて、最奥へ・・・。
「やあぁっっ!!」
イオスが震え、高く叫ぶ。
イオスはルヴァイドの腹部に、ルヴァイドはイオスの中に。
それぞれ熱い性を吐き出した。












―その後―
「・・・うう・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・。」
すっかりのぼせた2人はフラフラ自室に戻り、ベッドに倒れこむ。
「・・・風呂でやるものじゃないな。」
「・・・ですね・・・。」







○あとがき○

・・・というか言い訳になりそうです。
この文章・・・まとまりが無さ過ぎでした。。。
仕方ないですね・・・もう半年以上も前に書いたやつにちょっと手を加えただけだし・・・。
そう、今も未熟ですが、もっと未熟だったときのなんです。
だから、多めに見てください。

では・・・。

藍薙 維麻



                                                                                          (c)POT di nerezza A.Y I.A H.K  
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