ハッピーハッピーバースディvv

「イザーク」 「なんだ。」 今日は八月八日。 イザーク・ジュールの誕生日である。 「はい。これ。」 アスランは、イザークの手に赤いバラの花束と綺麗に包装された箱を手渡した。 「なんだ?これは。」 訝しげな顔をするイザークにアスランは困ったように言った。 「何って、プレゼントだよ。今日はイザークの誕生日だろう?」 イザークは一瞬考えて、「あぁ、なるほど。」とつぶやくと、小さく鼻をならしてプレゼントを受け取った。 「あけてみて?」 イザークはしゅるしゅるとリボンをほどいて、箱を開けた。 「……これは…。」 そこから出てきたのはピンク色のハロ。 「ほら、イザークにハロをあげたことなかったから。」 「……。」 イザークはまた小さく鼻を鳴らすと、ごそごそとシーツにもぐりんだ。 「イザーク?気に入らなかった?」 アスランが心配そうに覗き込む。 「なんでもない。ほうっておけ!」 アスランは頭の上に疑問符をいくつか浮かべて、それでもだまってイザークに従った。 「……まぁいっか。じゃぁ俺、シャワー浴びてくるから。」 アスランは言って、シャワーを浴びに浴室へ向かった。 「……。」 アスランが浴室に行ってしまったのを確認して、イザークがむくりと起き上がる。 「…馬鹿め。」 贈られたハロをいとおしそうに撫ぜて、イザークは呟く。 「気に入らないわけないだろう…。」 アスランにもらったはじめての贈り物。 アスランが大切な人に必ず贈る、ハロ。 イザークは嬉しそうに、ハロにキスをして、またシーツの中にもぐりこんだ。 END あとがきぃ。 はい。 初のガンダムSSSです。 SS予定が、こんな風に。 まぁいいか。 例のゴトクの乱文雑文をお許し下さいませ。 んでゎ。 あ、それから。 イザーク隊長お誕生日おめでとぉー!!! ってことで。 藍薙でした。 (c)POT di nerezza A.Y I.A H.K
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